新型コロナウイルス感染拡大に際する若手会員支援策について

新型コロナウイルス感染拡大に際し,各大学で授業開始日の延期や遠隔授業の実施等の措置が講じられています。それに伴い,非常勤講師など,専任職にない若手会員の中には,収入の減少や遠隔授業のための設備費用の支出を迫られ,経済的に切迫した事態に直面している方もいらっしゃることと想定されます。院生会員も,アルバイトの減少等により収入減に見舞われていると考えられます。

 そこで,新型コロナウイルス感染拡大に際する若手会員支援策として,以下の2点を実施します。

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1. 経済理論学会会費納入細則第1条第1項(「大学院に在籍する会員については,会費を半額に減ずる。大学院を修了または退学の後に専任職に就いていない会員(但し日本学術振興会特別研究員は除く)については,本人からの申請がなされ,かつ幹事会における承認を経た場合,会費を半額に減ずることができる。」)に該当する会員(新規会員を含む)について,今年度会費の納入を免除します。

  • 免除申請手続きは不要です。

  • 会費納入用紙が『季刊 経済理論』第57巻第1号に封入されておりますが,上に該当する会員は今年度納入不要です。すでに会費を納入してしまった場合には,次年度の会費納入として扱います。

2. 上記1.の対応策に伴う会費収入の減少を補うため,また若手支援の拡充のため,「経済理論学会若手会員支援募金」を実施します。詳細は追ってホームページや『季刊 経済理論』にてご連絡いたします。

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以上、よろしくお願いいたします。

経済理論学会幹事会・代表幹事

河村哲二

2020年4月20日

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以上の措置は2021年度も継続されます(2021年4月1日)。